2009年12月03日
多面・面塗装
M4A3 SHERMAN TAMIYA 1/35
多面・面塗装
イリュージョン
M4A3 SHERMAN
TAMIYA 1/35
プラモデルは立体である。
であるから一方向から光をあてればその反対側に影が出来、
立体であることが分かり影のディテールで
その精密感や存在感が分かるというものである。
しかしである。プラモデルは小さい。
このモデルにしても1/35であるから、
まあ手のひらサイズだ。
すると影もちんまりして、
見ようによっては平板か、一律にも見える。
そこでだ。
お化粧同様陰影を強調すれば鼻も高くなるのと同様、
存在感も増すのではないかという事で、
立体であるにもかかわらず影を施すことしした。
うむ、中々である。何、意味がお分かりにならない?
では解説、
「ZETA」の時は分かりにくかったと思いますが、
今回工夫しました。この戦車の影を観てください。
向かって右側から照射していますから、
立体としての影は当然左側に出ます。
でもなんだか変?
車体や砲塔側面や前端の三角のフェンダーに
濃い影が出ています、、、。
車体上面程で無くとももう少し明るくなくてはなりません、
でもシャドウが出ている、、、。
そうですこれらの影は描かれているのです。
という訳で、この効果を発揮する照明方法は、
トップライト(あるいは少しずらす程度)だと強調が効きます。
光源が多方向からあっても、
しっとり影が残るところがこの塗装のウリでしょうか。
M4A3 SHERMAN TAMIYA 1/35
人工光で多光源の現代向きかと、、、。
小さなものほど立体感やディテールが期待出来きます。
いかがでしょうか。1/700の船など精密感さえ上がります。
コツはお化粧もそうですが、やり過ぎない事!ですよねっ、
キャッ、、、。
作例は分かりやすくするためやや強調してあります。
何処をどう強調するかはあなたのセンスで。
作例は、車体下部はほとんど真っ暗です。
真っ暗でも黒は使いません、お間違えの無いように!
黒色ではなく影を描くのですから、、、。
Posted by ネコとウソ at 21:04│Comments(0)
│プラモデル
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