2008年06月09日
プロローグ

いま、崇高や最高はファインアートに無く
、むしろ円熟のプラモデルに美術工芸品として生きている。
本来誰にでも体験できる模型作り、
あるいは作る喜びを提供していたはずのプラモデルはファインとなり、
アートはワークショップでプラモデルになっている。
ワークショップはメイクマンでも出来るんじゃないのかい
と思うのは違うのかなッ。
アートな体験ッて何かしら、、、。
一般的に、プラモデルはチープなものとの認識は
それほど変わってはいないものの、
その中ではアカデミックな様相を見せており、
しかしその遅れてやって来たアカデミックは爛熟の様相を見せている。
「ガンダム」という一つのカテゴリーを形成したプラモデルもあるが、
プラモデルといえば今も昔も零戦に大和であり、
最新トレンドは旧海軍の戦艦モデルキットである。
そんな中でカーモデルというのは少し違うかもしれない。
車の場合はその実車が比較的容易に手に入る時代に
なったこともあってその行き来の中からライフスタイル的な
ビジョンがあるように思われる。
でも、そんなこといったら、
すべてのカテゴリーでコスプレという手段を使えば
キャラクターなライフスタイルが出来るので
特別とはいえないか。
という事はすべての点で作るというような事は
終わっているという事なのでしょうか、
ファインアートがすでに手慰みのような状態になっているのだから、、、、。
タイトルバックの馬車の画像はプラモデルであるが、
イメージとしては壺や漆器のような美術品の
趣になっていると思う。
馬車というのがその様相を誘ってもいるが、
どうもそれだけでは無い見えの感じがある。
ではこのプラモデルらしくない
プラモデルから入っていこうと思います。
つづく
Posted by ネコとウソ at 22:49│Comments(0)
│プラモデル
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