艦船塗装 1/700
画像1
艦船塗装
阿賀野、矢矧、大和
1/700 TAMIYA
小さな模型をリアリテイある塗装にするには、
空気遠近塗装が良いでしょう。
彩度は抑えて、形状は(パーツの)エッジを立ててシャープにする。
そうする事で小さな模型が、遠くに在るように見え、
形状のシャープさはコロッとした物感をおさえる、、、。
画像1は、手前は奥に比べれば彩度の高い塗装を施してあり、
奥の模型はグレー調で彩度を抑えてあります。
すると、
彩度が高い分、前の船が目立ち奥はボケた感じで、遠近を感じます。
画像2
画像2では先ほどの関係を逆にしてあります。
手前がグレーで、奥が彩度高めの状態です。
すると、
今度は、奥は光り輝いて見えます。
「もしかしたら陽が直接射していているのかな」と思わせます。
でっ、
「手前は雲の下に停泊しているのかしら、、、」
と思えないでしょうか。
という訳で、艦載機なども極力明度合わせをして、
馴染ませると良いでしょう。
大和ですが、甲板の色を明るくするとそこだけ浮いて、
リアリティを削ぎます。
木甲板との境目をぼかす事(明度を近付ける事)で、
空間と馴染み、遠近のリアリティを感じさせます。
これら作例の塗装は、上面を明るくした軍艦色、側面は軍艦色そのままで色調を変えてあります。
そうする事で、立体感が強調されています、、、。
関連記事