艦船塗装 1/700

ネコとウソ

2014年09月09日 19:46


   画像1



            艦船塗装


         阿賀野、矢矧、大和

       1/700  TAMIYA


 小さな模型をリアリテイある塗装にするには、

空気遠近塗装が良いでしょう。

彩度は抑えて、形状は(パーツの)エッジを立ててシャープにする。

そうする事で小さな模型が、遠くに在るように見え、

形状のシャープさはコロッとした物感をおさえる、、、。

 画像1は、手前は奥に比べれば彩度の高い塗装を施してあり、

奥の模型はグレー調で彩度を抑えてあります。

すると、

彩度が高い分、前の船が目立ち奥はボケた感じで、遠近を感じます。



  画像2



 画像2では先ほどの関係を逆にしてあります。

手前がグレーで、奥が彩度高めの状態です。

すると、

今度は、奥は光り輝いて見えます。

「もしかしたら陽が直接射していているのかな」と思わせます。

でっ、

「手前は雲の下に停泊しているのかしら、、、」

と思えないでしょうか。

 という訳で、艦載機なども極力明度合わせをして、

馴染ませると良いでしょう。






 大和ですが、甲板の色を明るくするとそこだけ浮いて、

リアリティを削ぎます。

木甲板との境目をぼかす事(明度を近付ける事)で、

空間と馴染み、遠近のリアリティを感じさせます。














 これら作例の塗装は、上面を明るくした軍艦色、側面は軍艦色そのままで色調を変えてあります。

そうする事で、立体感が強調されています、、、。






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