ZERO52 その1
このキットの発売は1971年ですが、私達小学生は漫画などで毎日がこれでした。
零式艦上戦闘機52型丙
BANDAI 1/24
初版1971年
「昭和の模型雑誌」と揶揄されましたが、
その通りで、ではあるが、
「大和」と「ゼロ戦」は作らなければならない
プラモデル第一世代は、幼年に刷り込みながらも
今になってしまっているという訳です。
私のキットは1995年に再販されたものです。
いかんせん古いキットだ。
今ならタミヤの1/32や
長谷川の1/48で素晴らしいのがある訳で、
昔日の感はぬぐえないのですが、
フル可動のソレこそを時代を感じるからこその
ゼロ戦なのでありました。
さらには今回、
大きいことは良いことだという訳ではなく、
1/24というのがポイントなのでした。
そう、カーモデルとのコンビネーションを
見たいというのがそれです。
さてキットの概要ですが、
合いも悪くない、、、。
1/24サイズに出来ているし、
概念的にはディテールも一致している。
動翼も主脚も格納できて嬉しい感じの第一世代的モデルです。
では改修しましょう、
って良いんじゃなかったのかい!というわけですが、
キットの組み立て説明書のイラストのモデルが
キットとして入っていたら良かったのですが、
なぜか実体は違うものになっていて、
4項目ほどなんとかしたいというものです。
その1。
どうしても譲れないのは胴体、
キャノピー後方から垂直尾翼までのラインが
キットはストレートになっていて
ゼロ戦になっていないのでした。
図面(!?)と照らし合わせると
中間ほどで1ミリ高のアールを付けたい。
ラインを付けた1ミリ角棒を目印に
胴体パーツの背に貼り付け、
断面部にはこれもアールを付けたリブを要所に貼る。
その上にポリエステルパテを盛り付けて
膨らみを削りだしました。
見た目を長谷川の1/48を参考にしました。
胴体背部に白い1ミリのプラ棒が貼り付けてあるのが見て取れるでしょうか。
1ミリ厚とはいえ、容積になると結構なものになります。
もちろんイメージZEROになります!!
ところで、丙型ではなく、
52型で作りたいと思います。
つづく
これをうまく仕上げれば、
1/200大和に戻れるのではないかという
思いがあります。
つまり、古いキットの工作の布石になるかと、、、。
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