ZERO52 その1

ネコとウソ

2013年06月12日 23:55


  このキットの発売は1971年ですが、私達小学生は漫画などで毎日がこれでした。



       零式艦上戦闘機52型丙

       BANDAI 1/24
         初版1971年

 「昭和の模型雑誌」と揶揄されましたが、

その通りで、ではあるが、

「大和」と「ゼロ戦」は作らなければならない

プラモデル第一世代は、幼年に刷り込みながらも

今になってしまっているという訳です。

私のキットは1995年に再販されたものです。





 いかんせん古いキットだ。

今ならタミヤの1/32や

長谷川の1/48で素晴らしいのがある訳で、

昔日の感はぬぐえないのですが、

フル可動のソレこそを時代を感じるからこその

ゼロ戦なのでありました。





さらには今回、

大きいことは良いことだという訳ではなく、

1/24というのがポイントなのでした。

そう、カーモデルとのコンビネーションを

見たいというのがそれです。

 さてキットの概要ですが、



  合いも悪くない、、、。


1/24サイズに出来ているし、

概念的にはディテールも一致している。

動翼も主脚も格納できて嬉しい感じの第一世代的モデルです。






 では改修しましょう、

って良いんじゃなかったのかい!というわけですが、

キットの組み立て説明書のイラストのモデルが

キットとして入っていたら良かったのですが、

なぜか実体は違うものになっていて、

4項目ほどなんとかしたいというものです。

 その1。

どうしても譲れないのは胴体、

キャノピー後方から垂直尾翼までのラインが

キットはストレートになっていて

ゼロ戦になっていないのでした。

図面(!?)と照らし合わせると

中間ほどで1ミリ高のアールを付けたい。

 ラインを付けた1ミリ角棒を目印に

胴体パーツの背に貼り付け、

断面部にはこれもアールを付けたリブを要所に貼る。

その上にポリエステルパテを盛り付けて

膨らみを削りだしました。

見た目を長谷川の1/48を参考にしました。


 胴体背部に白い1ミリのプラ棒が貼り付けてあるのが見て取れるでしょうか。


  1ミリ厚とはいえ、容積になると結構なものになります。
  もちろんイメージZEROになります!!


 ところで、丙型ではなく、

52型で作りたいと思います。


        つづく

       これをうまく仕上げれば、

  1/200大和に戻れるのではないかという

          思いがあります。

   つまり、古いキットの工作の布石になるかと、、、。



関連記事