ISETTA その2

ネコとウソ

2013年04月06日 21:38






       BMW ISETTA その2

      HIGH TECH MODEL
           1/24

        GUNZE SANGYO


 このキットは

「HIGH TECH MODEL」と銘打たれているのだが、

それは「後はよろしく!」と葛城ミサトになっていて、

無い物(パーツ)は

テキトーにあなたが作ってねっという

「あなたのテクニックにお任せ!」ということなのであった。

いきなり困るのは、

開きたいドアのヒンジが軟質プラのパーツで、

貼り付けるだけということだ。これでは可動しない、、、。

なので自作することとなる。

薄いアルミ板から削り出しで作るべく形状を考える。





削り出した、同じ形の4個のヒンジを

ボディとドアにピンバイスで開けた穴に取り付け、

うまく可動するように位置決めする。




ボディのフロアパーツのホイルハウスも前部が省略されているので、プラ版で造作する。




内張りもないので、現物あわせで型を採りプラ版で作ります。

リアシェルフの型取りは、少々難儀ですが、これも現物あわせで、

針金などで大まかにラインを取り、画用紙などで型を作っては合わせしてプラ板に置き換えます。





キットのシートは簡略化がすぎるので、

これはタミヤのMINIからリアシートをもってくる。

これがぴったりで本来のパーツのように思えるくらいです。

ですが、シートバックのタイヤハウスは埋めます。幅は少し現物あわせで詰めます、、、。





ロールバーも外せないパーツですので、

1.5ミリのアルミ棒で作ります。

これは「HIGH TECH MODEL」に

型紙とアルミ棒が入っている、、、。

ロールバー2本分の長さのアルミ棒が入っているのだが、

長さ計測ミスで1回失敗して、2回目にうまく出来た、、、、。





ドアごとスイングするステアリングシャフト等も、

もちろん無いので、

ワイヤーを仕込んだ真鍮パイプとプラ角棒などで作ります。





せっかくなので、コラムレバーパーツも作ります。






でっ、やはりISETTAのかわいらしさを見せるには、

これしかないということで人形を乗せます!

これはかねてより心当たりがあり、着座姿勢などから、

そう!タミヤはCITY「ブルドック」から連れてきます、、、。

このままでは今時でないので整形します、、、。






これも、ISETTAのパーツではないかというくらいピッタリですが、

さすがに姿勢は変えてもらわなければなりません、、、、。

10個くらいのパーツにバラけさせてポーズを作りました。






以上を統合して

ドア可動のステアリングスイングで

ゴキゲンドライバー付きとなりました。

わっはっはっ!、、、、、しんどい、、、。







             つづく

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