NさんのZ3
BMW Z3
TAMIYA 1/24
プラモデル友達が亡くなり、
形見分けに「Z3」をいただいた。
作りかけというか、
クリアパーツの塗り分けが上手くいかずに断念した状態だった。ウインドウ
フレームも折れていた、、、。
ボディの塗装が上々だったので
これを生かして成就させることにした。
プラモデルとはいえ、ひとの作ったものを引き継ぐのは、
それはそれで結構難しい。
まず取っ付きが悪い、
つまり前の人の匂いが勝っていて
作り手が曖昧になるのだ。
作り進めているうちに自分の匂いが強くなり
いつしか私の物になる、、、。
しかし今回はせっかくの形見分けであり、
また彼にも成就出来なかった残念があったと思うので、
彼の匂いも残す事にした。
というより、
彼の輝くボディの塗装が私を突き動かしたのであり、
これは共作である。
さて、成就(仕上げる、形にする)が目的なので、
難しいところはほっておく事にした。
といってもTAMIYAのキットなので問題がある訳ではないが、
シャーシィは彼が塗装し残したところでそのままとして組み、
彼がキット2個を潰して断念したライト周りと内装を私が仕上げた。
近年の車のモデルは「接着ウインドウ」などの縁塗装が鬼門だ。
これは確かにスキルが問われる。勤勉だけでは上手くいかない。
これだけボディの塗装が出来、光沢も素晴らしく出来ても、
肝心のスミ入れや、塗り分けで上手くいかないのだから、
腹立たしかったに違いない。
しかしまあ、ライトレンズのマスキングによる塗り分けなんか
TAMIYAさんどうにかしてよぉ~と言いたくなる。
ところが、
このライト周りこそがこの車の、
キットの見せ場であるからますます大変だ。
ご覧の様なマスキングと塗り分けを強いられる。
しかしここをクリアーすれば、すばらしいZ3が出来上がる、
ので精進しかない。
Nさんどうもありがとう。
楽しませていただきました。
と、上手くいったからで、
実はマスキング1回では
上手くいかなかった、、、。
カワウソ
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