XB-70その2
外翼のヒンジ。2種。
XB-70 Valkyrie その2
イタレリ 1/72
領空侵犯の上、高高度から水爆を投下して逃げ帰る
というのがこの飛行機の仕事なのであるが、
このモダニズムデザインの極致は如何ともしがたい。
6個1列のエンジン、デカイ三角翼、
横一列のエンジン6機。
カーナードまでついてどう考えたってB級アニメ風だと思っていたが、
アニメデザインでは無く、
実機が在ってのソレだったことに気付いたのはずっと後のことであり、
その転倒は今もって直っているとは言い難い。
奥、垂直尾翼。手前カーナード。
思いも付かないのは思いつかないのだから
実機が先です、ということでしょうか。
といいながらも魅惑されるのは危ないからでしょうか。
三角翼からニョキッと突き出した機首が、エレガントに、
セクシーでもあり、その有機的形状は、そのほかの武骨さと、
センスの無さを凌駕するとでもいうのだろうか、、、。
手前、前脚。後、主脚。
マッハ3、、、大きい事はイイ事だ!速いは素晴らしい!と
教わった世代に受けるそれなのでしょうか。
それでも水爆では話にならない訳で、美しさと引き換えには出来まい。
でっ、ミサイルのお陰で成就せずにすんだのであるが、
そのころ、ここではB-58が核爆弾背負って
クルクル回っていたのであるからリアリティあり過ぎだし、
今もって最新鋭のF-22がバンクかけながら旋回していくのを、
買い物帰りに何の気なしに見れるのはいかがなものでしょう。
資料いらずってか、、、、。
バリ取り整形の日々であるが、
今日は翼端とそのヒンジのチリ合わせで日が暮れた。
水平のヒンジ付外翼。
翼端パーツでF-15のソレくらいあるので
1機出来たような気がするくらいだ。
つづく
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