馬車 その2

ネコとウソ

2008年06月11日 14:45



 それではペイントの話をします。

このラバはモールド色で5個のパーツを既に組んだもので、

つなぎ目などの処理を終えています。

立体であるから当然既に陰影があります。

これに更なる陰影を追加して、描画的表現塗装をしようと思います。



 このブラウンの馬はサフェーサーの上からブラウンをベタ吹きし、

目などを書き入れたものです。

モールド色の時より、まあ白馬も居ますから

アレですがより感じが出ていると思います。




 それでは描画馬と並べてみると、

イヤーンな感じがするぐらい馬が描かれています。

これをして「描画塗り」というわけですが、

ファインアートで「平面(これについてはややこしくなるのでいずれ)」

を云々した者からすると面白いのでした。

 ベタ吹きの馬で十分だし、

立体なのにと思う訳ですが飽き足らなかったという訳でしょう、

ッてアンタがやっているんじゃないのかい

というご質問には、そうですなんですが、

これはしかし絵画の世界では常套である訳で、

何故か21世紀此処へきてプラモデルは

アカデミックになっているのでした、という訳なんです。

           つづく


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